官民の力で、
団地を地域の拠点に
安全な住まいと地域交流を両立する建替え
神奈川県で初めてPFI(BTa)方式を採用した県営住宅の建替事業を、小雀建設が代表企業として推進しています。設計・施工を一体的に実施するとともに、入居者の移転支援業務も自社で担当し、住み替えに伴う不安の軽減と円滑な移転をサポートしています。さらに余剰地の宅地造成を行うことで用地活用業務も本事業で行います。行政・事業者・入居者が一体となった取り組みにより、安心して暮らし続けられる住環境の実現に貢献しています。
プロジェクト概要
昭和37年に建設された県営追浜第一団地は、築60年を超える老朽化に加え、津波浸水地域に位置し、周辺は狭隘道路に囲まれた密集市街地という課題を抱えていました。神奈川県はPFI(BTa)方式を採用し、民間の資金と技術力を活用した建替え事業を実施。当グループが設計から施工、入居者移転支援、近隣調整まで一貫して担当し、安全で持続可能な住環境の実現に取り組んでいます。
120戸の新しい住棟に加え、コミュニティルーム、集会所、地域住民も利用できる広場を整備。団地内を東西に通り抜けるフットパスを設け、閉鎖的だった団地を地域に開かれた空間へと変えます。住民のプライバシーと生活環境に配慮しながら、地域交流を促進する配置計画により、防災機能を高めた新しいコミュニティ拠点として、地域全体の住環境向上に貢献します。


PFI事業体制
PFI Project Structure
当プロジェクトの事業体制
小雀建設は代表企業として総括管理を担い、調査・解体・建設業務と入居者移転支援を実施。株式会社金子設計、津久見建設株式会社と協力し、安全で持続可能な住環境の実現を進めています。

WORKS
施工実績








